私は、長く学校栄養職員として勤務し、現在は、栄養教諭として採用されてから、9年になります。
さて、本題に入りますが、栄養教諭の職務は、「給食管理」と「食に関する指導」です。
給食管理の主な職務内容は、献立作成・発注・衛生管理(衛生管理者となる)・調理指導・会計管理です。
食事内容は、食に関する指導の教材となるので、栄養バランスがとれていることはもちろんのこと、食材は、地場産物の活用・郷土料理・行事食・季節感のある食材を使用するなど工夫します。
最近は、食物アレルギーのある児童が大変多く、除去食の提供など、給食提供の在り方が多様化複雑化しています。
食に関する指導は、教員とともに「食に関する指導計画」を作成します。
食に関する指導は、特定の教科がありませんので、主な教科等は、特別活動、家庭科、保健科で、他にも、生活科、総合的な学習の時間、社会科などで行います。各教科のねらいを達成する観点から「食」を扱い食に関する指導のねらいに迫ります。食に関する指導には、6つのねらいがあるので、教科の内容に応じて、給食管理で扱う内容を教材化して、食に関する指導のねらいを達成します。従って、栄養教諭は、児童生徒が学ぶ学習内容を把握する必要があります。
食に関する指導は、家庭・地域との連携が必要であるため、家庭と連携する取り組みや地元生産者との交流を図る取り組みなどをします。
また、個別相談指導では、生活習慣病予防指導(肥満・痩身など)、食物アレルギーの指導、スポーツ栄養指導、偏食指導などがあります。中でも、食物アレルギーについては、全教職員や保護者との連携が重要で、責任の重い職務となっています。
管理栄養士と教諭を合わせた職業で、幅広く奥が深いです。また、学校には、1名しかおりませんので、さまざまな仕事に日々追われていますが、児童の反応に直接触れながら取り組めるので、とてもやりがいがあります。日本の将来を担う子どもを育てるという夢のある職業です。
私は、大学で栄養教諭の資格をとりました。
持ってるというだけで、今は病院で勤務していますが。
栄養教諭は、担任をうけもったりすることはなく、
学級担任等と連携して、集団的な食に関する指導を行います。
一人で授業をおこなうこともできます。
その他、肥満・偏食・食物アレルギーなどの児童生徒に対する個別指導も行います。
栄養教諭を必ず置かなきゃいけないというわけではないから、
就職するのは狭き門だと聞きます。
私も実際に働いている方の意見を聞きたいです!
どなたかいらっしゃったら教えて下さい。