皆様はどのように考えて栄養指導をされているかを聞いてみたくて、投稿致しました。
私の病院では、胆のう摘出後の栄養指導をしています。
内容としては、脂質を抑えた食事と、消化に良い食事を心がけましょう、といった感じです。
ただ、私としては、どうしてもその指導内容にふに落ちない、というか、いまいち理解できていない部分があるので、患者様からの質問でよくこまってしまいます。
というのも、まず、胆のう摘出の治療のガイドラインをみても、食事について詳しくのっているわけではないし、知り合いの知り合いは、術後に何を食べても大丈夫だった、と言う人もいるし、脂っこいものを食べて体調崩しました、みたいな話も聞いたことはないし・・・
油はだめだけど、乳化脂肪ならいいのかな、でもそんなことどこにもかかれていないし・・・私としては、パン食にマーガリンがつくのはよいと思うのだけれど、同僚はそれはおかしい、というし・・・
第一、私の病院で出している胆のう病食は、保存治療のひとも術後の人も両方たべるように出来ているし。
自分の中で、しっかりとした指導に対しての軸、見たいなものがみえなくて、そのような状態で、患者様にいつも指導をしている自分が嫌で仕方がない感じです。
私としては、患者さんにはできるだけ色々なものを食べてほしい、と思うのですが、何を目安にどこまでなら食べていいのかがわかりません。(結局、『あれは駄目、これは駄目』の駄目駄目指導になりがちです。)
長くてまとまりのない文章になってしまいましたが・・・
同じようにこの栄養指導について疑問を持っている人はいますか?
もしくは、なにか参考になるガイドラインや、こういう風に考えたらいいじゃない?などアドバイスをしていただければと思います。(栄養指導暦2年)
※これからもこの指導をしていくことはかわらないと思いますが、納得した形で指導に臨めるようになりたいです。
>ちかちゃんさん
ご回答ありがとうございます!
みなさんがどういう指導をされているのか非常に興味があったので、とても参考になりました。
だいたい、私の病院と同じような感じだなという印象を受けました。
他の病院の方のお話が聞けてよかったです!
ありがとうございました。
参考になるかわかりませんが・・・
私が以前病院に勤めていたときに、胆のう摘出後の栄養指導を行ったときは
1.規則正しい生活が前提
2.消化がよくバランスの良いもの
3.植物性食品をなるべく選ぶ
4.油っこい料理は控える(調理法を工夫する)
上記4点をポイントにお話をしていました。
胆汁をためておく臓器がないため、油脂類を消化・吸収するために通常よりかなりの負担がかかってしまう=油脂の処理能力が足りない ので、どうしても油っこい料理が食べたいとしても、一度に大量に油脂をとることはやめてくださいとお話していました。
また、3.の植物性食品(大豆製品など)を使った料理や脂肪を落とすための調理法もいろいろとご紹介して、退院後も無理のない食事のご提案をしましたよ。
ちなみにそのときの入院中のお食事は「胆のう病食」というものはなく、「低脂肪食」として提供していました。なので、保存治療中の方と術後の方は同じ献立でした。
一例ですが、参考になりましたでしょうか?