高齢者の長期入院を受け入れている病院で働いている栄養士です。
当院は、急性期を過ぎた患者さんのその後の受け入れ病院となっており、
回復期の積極的なリハビリテーションを行う、というよりは療養施設に近い状態です。
常勤の理学・作業療法士もいないため、NSTも立ち上がっていない状態です。
患者さんの中に、現在点滴をしていて、今後ミキサー食と経鼻経管栄養でどちらを選択するか
話し合っている方がいます。
当院に来た経緯は、老健施設に入所している際に誤嚥性肺炎を起こし、
高齢者医療センターに1ヶ月ほど入院し、元の老健施設に戻れず当院に入院した次第です。
医師は経鼻経管栄養をすすめていますが、家族は経鼻経管栄養に抵抗があるようで、
ミキサー食を希望しています。
こんなとき、栄養士としてどのように対応したらよいのでしょうか?
あゆみんさん、お返事ありがとうございました。
そうですね。
一度医師とじっくりお話されてみることを勧めてみようかと思います。
参考になりました。
ありがとうございました。
医師に「経鼻経管栄養を」と指示されると、なかなか提案し難いですよね。
まず確認することは、
?患者さん本人に意識があるか?
⇒寝たきりの状態が続くと、常に意識が朦朧としている場合があります。
その場合、また誤嚥を起こす可能性があります。
?家族の意思が医師に伝わっているか?
⇒家族も看護士や栄養士に希望を伝えていても、直接医師には言えない、という方が多いものです。
家族の方の不信感が大きくならないうちに、一度医師とじっくりお話されてみることを勧めます。
その際、前もって医師に「家族は経口摂取を希望している」ということを伝えておくと、
医師からなぜ経管栄養になっているかの説明をしてもらいやすくなります。
その上で、経口への移行訓練についてまた看護士や医師と共に話し合うと
スムーズに事が進みやすくなると思います。
私の意見で参考になりましたでしょうか?