尿路結石は、シュウ酸を控えなければならないですが、シュウ酸はどの食品にも含まれているため、シュウ酸を控えるというよりは、シュウ酸とともにカルシウムの多い食品を摂取するよう心がけることが現実的とある本で読みました。(シュウ酸はカルシウムと結合し、便とともに排泄される)
患者さんにシュウ酸はどの程度なら摂取していいかという問いに対し、何とこたえればよいでしょうか?
シュウ酸は何mgまでなら摂取しても問題ないのでしょうか?
nanami007さん
yukiさん
phooさん
お返事ありがとうございました!
確かにほかの食事指導でもワンポイント食生活が良くないというよりは全体的に出来ていなかったり、ということがありますよね。
「シュウ酸」と限定で聞かれ、考え方が固執してしまっていました。
みなさんのアドバイス非常に参考になりました!!本当にありがとうございました!!
シュウ酸を多く含む食品の取り扱い方については他の方々の意見と同じで重複するので避けますが、尿路結石を発症される方の水分の取り方の他にもう一点注意喚起すべきことがあると思います。
食習慣の乱れにより摂取食品の偏りが大変多くみられます。
ただ単にシュウ酸を多く含む食品の紹介やカルシウムを多く摂取を推奨する他に、日常的な食習慣改善が必要だという事。
恒常的に食習慣に問題がある場合に尿路結石や尿管結石・腎結石になっている事例が頻繁にみられます。
どんな(偏った)生活をしているかを対象者に気づかせるために、面談者が対象者に一言添えて伝えてあげることも大事ではないでしょうか?
(食事記録提出でいろいろ分かることがあります。)
またストレスなどでシュウ酸の値が高くなることもあります。
一日何ミリグラムまでならシュウ酸を摂取しても良いかとの問いかけに、「○mgならOK」と相手が求める答えを調べて伝えるような形式のアドバイス(指導・情報提供)では十分とは言えないと思いますよ。
対象者のほとんどは食品中シュウ酸含有量などは知らないし、調べる術を知らない方が多いです。
ですから、日常生活においてシュウ酸摂取の上限を決めても遵守できる方はとても少ないと思います。
基本的な食事に対する考え方を伝える絶好のチャンスです!
何�までの規定は無いようなので(多分!)患者様の問いには、�シュウ酸含有量の多い食品は摂らないように、×食材リストを作って差し上げる。(ホウレン草・タケノコ・山菜など)�シュウ酸は水溶性なので、食材を茹でる事で70~80%のシュウ酸が無くなることをお教えして、実際患者様が作る料理の調理指導をしましょう。(何を作られますか?…ああ、それなら、たっぷりの湯で茹でましょうとか、この場合は、水にさらしましょうとか、患者様の食事に合わせて)
��で患者様の不安感はましになると思います。また、指導後はDrへの根回しも。
こんな感じでどうでしょうか。
pepeさんへ
何mgまでなら大丈夫というのは分かりません。(食事摂取基準等にも記載がないはず…)
シュウ酸を多く含む食品はできるだけ控えた方がいいと答える方がいいのではないでしょうか?
実際に何mgといっても、患者さんも分からないでしょうし。
シュウ酸を多く含む食品を教えてあげる方が患者さんにとっては分かりやすいと思います。
あとは、水分を十分にとるとか、食生活の面での指導も重要だと思います。