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『むし養い』ですが。 第11回 こんにゃく入りゼリーは危険な食べ物? ![]()
「あめ」「巨峰」「おにぎり」 「あめ」「巨峰」「おにぎり」−これらはみな、私もしくは家族が今までにのどに詰まらせたことがある食べ物です。「あめ」は、子供の頃、大きな球形のあめを口に入れたまま(行儀が悪いですが)トイレに行き、用を足しているときに思わず飲み込んでしまったのです。子供ながらに、「これはやばい…」とあせり、必死でトイレの鍵を開け、ドアをたたき、母を呼びました。確か母は、温かい白湯を飲ませてくれ、すっとあめがのどから落ちたと記憶しています。「巨峰」を詰まらせたのは妹です。私は今でもそうなのですが、子供の頃からこれまた、お恥ずかしい「癖」ですが、巨峰を食べるときは、皮だけ取り、丸呑みしてしまいます。幼い頃妹もまねをし、その時に、詰まらせました。妹の顔がどんどんと赤くなり、「ぐるじい」と小さくつぶやく姿に、私はあせり、妹の背中をドンドンとたたいたことを思い出します。「おにぎり」は、とてもお腹が空いているときに、がつがつとほおばり、飲み込みきれず、詰まらせました。大量の水を飲み、なんとか飲み込みました。食べ物の硬さもハザード(危害要因) 私の場合は、自分の食べ方に問題がある訳ですが、食べ物を詰まらせるということは、多くの人が経験することではないでしょうか?食べ物による窒息の死亡者数は、毎年4千人を超えているとの報告があります。どんな食べ物にも、体に悪い影響を与えるかもしれないもの(ハザード・危害要因)があります。このハザードは、農薬やメチル水銀等の化学物質もあれば、食中毒を引き起こすような細菌もあります。そして、「熱い・冷たい」「硬い・やわらかい」等の食品の物性もハザードになることがあるのです。 この食べ物の窒息事故に関して、厚生労働省が研究結果を発表しました。(平成20年5月8日/>> 詳細)これは、2007年7月に、独立行政法人国民生活センターより、「ミニカップタイプのこんにゃく入りゼリーによる事故防止のために」として、厚生労働省等に行政的対応を行うよう要望があり、これを受けて、同省が、平成19年度厚生労働科学特別研究費補助金による特別研究「食品による窒息の現状把握と原因分析」として実施したものです。これは「こんにゃく入りゼリー」による窒息死亡事故が2007年に2件発生したことが背景になっています。 こんにゃく入りゼリーは危険な食べ物か? 若い女性のダイエット志向ともあいまって、人気のこんにゃく入りゼリー。しかし、この食品を食べた子供と高齢者の方が窒息死亡しており、大変痛ましい事です。研究結果では、食品による窒息死の原因食品として、「もち」「ご飯」「パン」などの穀類や、「あめ」「団子」「カップ入りゼリー」などの菓子類、魚介類、果実類、肉類など、窒 息事故の原因となる食品は多岐にわたることを指摘しています。この結果からみると、「こんにゃく入りゼリー」だけが問題になるということではありません。しかし、栄養士や保育士の皆さん、介護施設の職員の方々には、もう一度、食品の窒息事故について、また、たくさんの食品の中から、あえて、「こんにゃく入りゼリー」を、給食の一部(おやつなど)として、選択、提供する意義について、関心を持っていただけたらと思います。私個人としては、食事を提供する立場の方々は、食品の成分としてのメリットだけでなく、その食事の対象者にとってのリスクについても思いをめぐらせるべきではないかと思っています。食品の窒息時の対応等については、こちらの情報もご参照ください。
>> 食品安全委員会(PDF形式)
今回の、むし養い 出張先で買った「たこむす」です。たこ焼きのようなパッケージを開けると、たこ焼きを具にしたおにぎりが! なんとも不思議な取り合わせでした。具(?)のたこ焼きがしっかりとした弾力があり、慌てず、よく噛んで食べないといけないと思いました。
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