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小児・母子の分野から 。 はじめてのことばかりの職場復帰 ![]()
「悩むよりも挑戦してみよう!!」 これは、仕事を始めてから「悩み」が生じるたびに私が選択してきたことです。しかし、仕事を続けながらの出産・育児は、思っていた以上に色々なことが起きるものだと実感しています。仕事でのキャリアアップを図りたい時期に、子育ての忙しい時期が重なり悩んでいる人や、いつかは子どもが欲しいと思っている人は多いと思います。「平成19年版国民生活白書 つながりが築く豊かな国民生活」の「第1章第2節 家族のつながりの変化による影響」には、『母親に子育て負担は集中している』という結果がでています。子育てにおける母親と父親の分担の割合について、実態を母親に尋ねた結果をみると「妻8:夫2」と回答した人の割合が29.3%と最も高く、続いて「妻9:夫1」(29.1%)、「妻7:夫3」(21.3%)となっているなど、『子育てが女性に偏っていることがわかる』とあります。母親は子育てに参加し、役割分担をして欲しいと期待しているものの、実際には母親に負担が偏ってしまうようです。 我が家では主人の両親が共働きであったこともあり、私が仕事をすることには協力的です。しかし理想は「妻5:夫5」ですが、忙しい生活の中では「妻7:夫3」が現状です。子育てをしながら仕事を続けることは、家族や職場の理解や協力なしにできることではありません。産休明けに職場に復帰する場合は、預け先も考えなくてはなりませんし、授乳の問題もでてきます。私は出産を終えて2か月過ぎた頃から自宅で仕事を再開し、徐々に仕事を増やし、4か月から子どもを預けはじめました。授乳に対する支援の実践例として、そんな私の体験をご紹介したいと思います。
母乳もしっかりでていて職場で理解が得られた私は、搾乳した冷凍母乳を園で与えてもらっています。職場での搾乳も気軽に考えていたのですが、搾乳するタイミング、時間がかかるなど思っていた以上に大変でした。また、入園すればスムーズに冷凍母乳を飲むと思っていましたが、そう簡単にはいかなかったのです。生まれたばかりの頃吸う力が弱かった息子は最初母乳をうまく飲めず、生後1か月位の間、搾乳した母乳を哺乳びんで飲んでいました。ですから園での哺乳瓶による授乳にもすぐに慣れてくれるだろうと思っていたのですが、ここでも私の考えは甘かったことに気が付きました。登園する何日か前から、再び哺乳びんを使った授乳の練習を始めたのですが、どうも嫌がるのです。それでもめげずに搾乳した母乳を立って飲ませてみたり、いつも左から母乳を飲むので抱き方を変えてみたり、毎回工夫重ねて挑戦しました。試行錯誤しているうちに哺乳びんの母乳は冷たくなっていることにも気づき、温め直して根気よく飲ませました。母乳は思っていたより温かく、温度の好みも個人差があるようです。もうだめかもしれないと諦めかけた頃、やっと自宅で飲めるようになったのです。園でスムーズに飲めるようになるまでにはさらに時間がかかりましたが、今では上手に飲んでいます。焦らずに続けることが大切だと学びました。 〜入園後の経過〜 (○ 保育所での状況や配慮 ▲ 子どもの様子 ☆ 私の様子)【第1日目 園での担任の保育士との面談】 ○ 自宅での様子、子どもの体調について等話し合い。 ▲ たくさんの子どもをじっと見ていました。 ☆ 妊娠以来、はじめて子どもと離れます。何もかもがはじめてのことで緊張です。 【第2日目 はじめての慣らし保育、園で3時間過ごす】 ○ 昨日の帰宅後の自宅での様子、子どもの体調について等話し合い。 ▲ 慣れない園での生活で機嫌が悪い様子。 ☆ たまっていた仕事を集中してこなす。ドキドキしながら早足でお迎えに行くと、息子が「ニコッ」。 このとびきりの笑顔でがんばれると思いました。 【第3日目 哺乳びんで冷凍母乳開始】 ▲ 哺乳びんで飲むことができず、睡眠も十分にとれない。 ☆ 哺乳びんで飲ませる工夫を考え試みる。 【第7日目〜第14日目】 ▲ 日を追うごとに園に慣れ睡眠をとれるようになるが、冷凍母乳を10cc程しか飲めない。 【第15日目】 ▲ 哺乳びんで冷凍母乳を全量飲めるようになり、安定して笑顔も多くみられる。 妊娠した当時、私はたくさんの不安がたくさんありました。現在、周囲の助言やサポートに助けられ、やっと慣れたと喜んでいたところにまたハプニングが・・・。次回はそのハプニングについて報告したいと思います。
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